洋楽『The Village』〜解説〜

こんばんは!


前回のブログでは、Wrabelの『The Village』という曲を翻訳しました。(https://rna-train.hatenablog.com/entry/2019/09/21/231011)


今回はこの曲の解説と、この曲を聴いて思った事について書こう!と思ったんですが、長くなりすぎてしまったので、解説と感想は別々にします…

 

まず、以下、曲の解説です。

 

2017年7月にリリースされたこの曲には、トランスジェンダーをサポートするWrabelの熱い気持ちが込められています。

この曲は元々、Wrabelが初のツアー中に出会った、トランスジェンダーである10代のファン2人の為に作られたものだったそう。10代の若さでトランスジェンダーとして堂々と自分らしく生きる彼らに感銘を受けたWrabelは、ファンである彼らと仲良くなります。


そんなある日、悲報が流れます。
オバマ前政権のとき、公立の学校に通うトランスジェンダーの生徒を保護する政策というものが通達されました。この政策を、トランプ政権が撤廃する事を決定したというのです。このニュースにWrabelは深く、深く、傷付きます。


10代のトランスジェンダーにとって、世の中はもう既に十分過ぎるほど厳しい。この保護法撤廃によって、彼らの人生は更に辛く厳しいものになる事は目に見えていました。


23歳の時にゲイとしてカミングアウトしているWrabel自身、ゲイである事で数々の辛い体験をしてきています。彼らの苦しみを思うと、涙が流れたといいます。


2人に捧げる為に作った曲でしたが、この曲を聴いたときの彼らの反応を見て、世の中にこの曲を必要とする人達は自分達以外にもたくさんいると、2人から強い後押しを受けて自身も確信し、リリースを決意。トランプが今度はトランスジェンダーの米軍への入隊を禁止する、とツイートした次の日にリリースされたそうです。この辺りにも、彼がトランスジェンダーをサポートする気持ちの強さが見て取れます。


Wrabel自身、"涙無しでは観ることができない"というミュージックビデオは、主演のトランスジェンダー男性(戸籍上の性は女性)、August Aiden(オーガスト・エイデン)やWrabel自身の実体験に基づいて作られている印象です。とてもパワフルで心を揺さぶられます。


“We are here and we are who we are  and we are valid” 
(僕らはここに存在していて、僕らは僕らで、僕らみんながアリなんだ)


性別、人種、信仰などなど、優劣、良し悪し関係無く、みんな同じ人間で、みんなアリ。人としての権利について深く考えずにはいられない、深い、深い一曲なんです。

 


以上、この曲の解説でした。

続いて、次回はわたしの感想文になります 笑
よかったら読んでください!


おやすみなさーい♪